看護を深めるあるいは高めるためには、患者さんの立場に立って気持ちに配慮すること。
そのために、闘病記のような本を読んだり自分の実体験を思い出して、病人の立場をイメージするのです。
患者さんの立場や気持ちを理解できなければ、配慮なんてできません。
配慮するには、患者さんが看護師の自分に何を求めているのかつかまなければなりません。
そうしないと看護を展開できませんからね。
実体験を通してその力を得るのがいいと思います。
下痢をしたとき、捻挫をしたとき、風邪をひいたときの心細さ・痛み・しんどさを思い出してください。
また仕事や家庭にどう響くか、子供の世話ができない・大事な会があるのに仕事を休まなければならないなど
ちょっとした病気や怪我でもそれに加えて影響が出てきます。イメージできるでしょう?
そうすることで、患者さんのために自分ができる看護は何なのか考えられるようになり、
やがて習慣になっていくのです。
気がつけば、深く重みのある看護ができるようになってますよ。